日時:2019年8月4日(日)13:00〜14:30
会場:名古屋市美術館講堂(名古屋市中区栄二丁目17番25号)
参加費:無料
定員:180名
※予約不要、逐次通訳付き(英語→日本語)
◾️登壇者
大野健介(株式会社GIFMAGAZINE CEO)
Sholim(「あいちトリエンナーレ2019」参加作家)
津田大介(「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
[五十音順]
◾️登壇者略歴
Sholim
1985年ベオグラード(セルビア)生まれ
ベオグラード(セルビア)拠点
インターネット黎明期から利用されてきたアニメーション可能な画像フォーマット「GIF」を用いて、人間の顔や風景が怪しく変形する数秒間のループ映像を制作する。作品はソーシャルメディアで発表され、「デジタル・シュルレアリスム」と称されるその奇想の世界観が高い評価を受ける。世界中のあらゆるモバイルデバイスで再生することができるGIFの芸術的可能性を強く信じており、インターネットに溢れる創造性、情報拡散力、そして愚かささえもが彼のインスピレーションの源となる。宗教、企業文化、グローバル経済、そして人類のテクノロジーへの依存など、多様な社会・政治的トピックを独特の痛烈なユーモアで風刺している。
大野謙介
株式会社GIFMAGAZINE 代表取締役社長/CEO。日本一のGIF好き。2012年、横浜国立大学工学部卒。リクルート入社。2013年7月に「株式会社GIFMAGAZINE」を大学後輩の中坂雄平(CTO)と創業し、GIFプラットフォーム「GIFMAGAZINE」をリリース。世界中のチャットやSNSで頻繁に送り合われている「GIF」を通じて、絵文字やスタンプに続く「次世代ビジュアル言語の創造」を目指す。また「GIF」の芸術的側面とマスエンタメ側面(映画,アニメ)を両立した「新しいポップカルチャー」を創ることを目指している。
著書:Webデザイン基礎トレーニング-GIFアニメの作り方(出版 MdN)
津田大介
1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学文学学術院教授。メディアとジャーナリズム、著作権、コンテンツビジネス、表現の自由などを専門に執筆活動を行う。近年は地域課題の解決や社会起業、テクノロジーが社会をどのように変えるかをテーマに取材を続ける。