こんにちは、GIFMAGAZINE LABOの佐藤です。
「最近GIFをよく見かけるけど、どうして流行っているの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
GIFの流行の背景には、
- デバイスとしてのスマホの普及
- メディアとしてのSNSの整備
- チャット時代に利用しやすいコンテンツ需要の増加
という3つのポイントがあると考えています。
今回はなぜGIFが流行ってきているのか、上記3つの観点からご紹介します。
スマホの普及がGIF流行の起点
まずデバイスの観点からいうと、GIFの流行には“スマートフォンの普及”が大きく関わっています。
Googleのキーワードプランナーで調べると、2011年から「GIF」の検索ボリュームが大きくなっています。2011年前後といえば、スマホの普及が格段に広がってきた頃。GIFの流行とスマホの普及率アップは、リンクしているのです。
ちなみに、2012年にはアメリカで「GIF」が流行語大賞に選ばれています。その翌年、2013年の流行語は「セルフィー」です。流行語という面からみても、スマホの普及とともに、この頃からGIFというフォーマットが多くの方から認知されるようになってきた、と言えるでしょう。
GIFコンテンツの増加と、SNSの発展
続いて、メディアの観点からいうと、“GIFのコンテンツが増加した”こと、そして“GIFの主な流通場所としてSNSが整備された”ことが挙げられます。
2012年に「GIF」が流行語大賞として選ばれてから1年。2013年にGIFMAGAZINEはGIFを作成するサービスの提供を開始しました。
現在でこそ、各種SNSはGIFに対応していますが、2013年当時、TwitterやFacebookはGIFの再生に対応しておらず、GIFを投稿するにはツールが必要でした。実は、GIFMAGAZINE自体はもともと、GIFをコンバートしてTwitterやFacebookに投稿できるツールとして始まっています。
GIFMAGAZINEを利用して作家がGIFを投稿し、視聴者が集まることでまた作家が増えていき、そしてさらに視聴者が集まっていく。
こうした作業を繰り返し、GIFのコンテンツは着実に増加してきました。
そして今日では各種SNSがGIFに対応し、コンテンツを流通する場所も整いました。こうした背景から、次第にGIFを見る機会が増えていったのです。
GIFはチャットでも使いやすい動画コンテンツ
さらにもう一つ、GIFならではのポイントといえるのが“チャットでの活用”です。
普段LINEやメッセンジャーなどでコミュニケーションをとる方は多いと思いますが、ビジネス上でもチャットを利用する機会が増えてきているのではないでしょうか。
LINEのスタンプに代表されるように、短い文章だけでは伝わらないことも、画像や動画を交えることで、情報を伝えやすくなることがあります。
コミュニケーションのUXとUIがどんどん変化していくなかで、チャットにも対応することができる動画コンテンツとしてGIFの需要は年々、高まってきているように感じます。
GIF流行の背景にあるのは「デバイス・メディア・コンテンツ」
デジタル化が進む現代では、スマホの普及といった“デバイス環境”が整ったあと、“流通する場所(メディア)”としてのSNSが整備され、その上で“コンテンツとして求められている”ものが大きな流行を生んでいると考えています。
GIFは、そんな流行の背景を持つ代表的なものの一つだといえるのではないでしょうか。
今回は
- デバイス
- メディア
- コンテンツ
という観点で、GIFが流行っている理由についてご説明させていただきました。
GIFの活用をお考えの方は、ぜひお気軽に下記から問い合わせていただければと思います。
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